代表挨拶

– 代表挨拶 –

「できます」どんな困難な剪定や伐採も。

私たちはどんな場所のどんな木も伐採できます。
大木、高木、崖、狭小地、どんなに危険で困難な伐採や剪定もお断りしたことはありません。
なぜなら、木にまつわる問題を解決することが私たちの使命であり、存在意義だからです。
他社にはできなくても山猿にはできる。「業界の最後の砦として、社会に貢献する」それが山猿の誇りです。

活動の場を、海から山へ

前職では海上自衛官として災害派遣や人道支援などに従事しました。
幼少期から登山に親しんでいた経緯があり、
あるとき「一度きりの人生、世界の山に挑戦し後悔のない人生を歩みたい」と考え、熊本の山の店「シェルパ」へ転職を決意。勤務する傍ら、パキスタンの当時未踏峰(サミ・サール)登頂を目指し、たくさんの方々に支援をいただきました。
心から感謝することを覚える一方で、期待に沿えず登頂断念の悔しさが身に染みる…私にとって大きく成長させていただいたときでした。山では登山ガイドを、店頭では登山用品の販売に従事していると、造園業や林業関係者から
「高い木の上で安全に作業するにはどんな道具を使ったらいいか?」との問い合わせが多くありました。
当時は、ほとんど情報がなく登山用品を「流用」することを提案していましたが、
「現場のリアル」を知らない私は的外れな助言をしてしまうこともあり、海外のサイトを調べたりと五里霧中のさなか。「考えてもわからない。それならば実際にやってみるか!」と、森林を借り切って研究を開始しました。
知れば知るほどに、深くなる興味のごとに私は樹上の世界にのめり込んでいきました。
今になって振り返ってみると、ロッククライミングや高所登山の世界に浸っていた私が「高所作業(特殊伐採)」の世界に魅せられたのは一瞬のことだったと思います。
そして、個人事業主として独立開業に至りました。開業当時、長男は1歳で、家も建てたばかり―。
周囲からは心配されていたものの、わずか数カ月後に転機がありました。八代市にて、ご神木の特殊伐採の様子を新聞に取り上げていただき、あっという間に約1年分の仕事が一気に舞い込みました。
市街化、多忙化する社会の渦のなか。「このロープ技術があればどんな場所でも不可能な伐採はないのではないか。」
特殊伐採を必要としている人がいると強く確信し、この道で生きていく決心がつきました。

徹底した安全管理がスピードを生む

スピードを優先して安全を犠牲にすることは、絶対にあってはなりません。
私も含めてスタッフ全員に資格取得と法定講習受講を徹底しています。
道具や機材も安全第一です。
道具は大切ですが、くたびれるまで惜しみながら長い期間使えるようにというわけではなく、少しでも安全が担保できないと判断したロープはすぐに交換する、
作業中の声掛けがスムーズにできるようにバッテリー式の静かなチェーンソーを導入するなど、安全とスピードに対する投資は惜しみません。安全を確保しているからこそ作業に集中でき、結果としてスピードも上がると考えています。
ありがたいことに、お客様から「もう終わったんですか!」と驚かれることもよくあります。
プライベートな空間である庭(場・園)に入らせていただく以上、お客様の日常生活や業務への影響は最小限とするためにも
最小リスク・最短期間・最高の仕事を心がけております。

お客様に喜んでいただける仕事を追求する

令和2年に発生した熊本豪雨災害時にはボランティアとして復旧作業をお手伝いさせていただきました。
有償でも無償でも「喜んでいただける仕事」をするのが、私たちの使命だと再確認しました。
そんな仕事を追求し、この世を去るときに「ああ良かった」と思えるよう、自分に・社会に恥じない経営をしていきたいと考えています。当社は、ただ難しい伐採を請け負うだけの伐採屋ではなく「植木屋」です。
新入社員には、技法や手法はともかく、入社したら客先では「プロ」だ。職人としての心得をもて。わかったフリをするな。と精神教育には重点を置きます。
例えば「切る」という言葉を平気で使わない―。
はさみの音はもちろん、足音にまで気を配る―。なんて少々古臭いといわれるかもしれませんが…庭園樹木から高山植物まで多様な知識を活かし、古くからの伝統を守り、人と木のつながりを大切に、安全・安心な造園空間をお客様へ提供します。
植木職人として誇りをもち、お客様のご要望をもとに、植物学的にも景観にも配慮しながら一言多いご提案をさせていただくかと存じます。「登れて当たり前。(伐採)できて当たり前。」私の口癖です。満足のその先へ。
山猿は感動のステージを目指しています。株式会社山猿
代表取締役 山本 辰太朗平成27年 山猿クライムワークス 創業
平成30年 株式会社山猿 設立
令和 3年 株式会社山猿合志事務所 設立

– スタッフ –

もりした

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